令和の大修復~麻布氷川神社の千貫神輿
毎年9月のこの時期は、区内の多くの神社で例大祭が行われておりますが、今年も新型コロナウィルス感染防止の観点から、昨年と同様に殆どの神社で参列を神職・役員のみに限定して祭儀を斎行しているようです。
そうした中、麻布氷川神社で令和の大修復を今年1月に終えた「宮神輿」の御披露目が行われました。
地域の熱い思いを受け、90年ぶりに神輿蔵から出されて修復を終えた「宮神輿」は「千貫神輿」と呼ばれる立派な大きさで、昭和初期までは牛2頭で引かせていたと記録に残っています。地域の歴史を語り継ぐ上でも、この修復は大きな意義があるものです。コロナが収束し、再び麻布の街をこの立派なお神輿が渡御する日が待ち遠しいです。
お披露目では、一緒に修復された牛車(源氏車)に実際に乗せられており、更に大きく見えました。