第三回定例会 代表質問に登壇

本日、都議会 第3回定例会の本会議 が開催され各会派の代表質問 が行われました。
都議会自民党にとって新体制になってはじめての定例会。通例通り会派幹事長として菅野がトップバッターとして登壇しました。

代表質問とは

代表質問とは定例会初日に行われる本会議の知事の発言や東京都から発表された施策に対して、各会派の代表者が議席数に応じて割り当てられた時間を使い質疑を行うものです。

翌日に行われる「一般質問」が質問者の選出地域の話題や所属する委員会に関係する質疑中心なのに対し、「代表質問」は幅広いジャンルと東京都全域にわたる地域の課題について質問が行われます。
都議会自民党では、定例会ごとに幹事長、政務調査会長、総務会長の三役が順番に登壇します。

約1時間に及ぶ代表質問の質問事項は、各種団体からの要望聴取や都の各局からの事業説明やヒヤリング、また各議員が地元を歩いて都民の皆さんから相談された陳情などを持ち寄り、政務調査会や執行部が中心になり1か月以上をかけて作り上げていきます。

原則として同じ質問はしないので質問の順番が後になる会派は大変です。現在自民党はおかげ様で議会第一党に返り咲くことが出来、その分自由に質問を作成できることが出来ますが、第二会派、第三会派だった時は他会派の質問を想定しなければいけならず大変でした。

第3回定例会 都議会自民党代表質問

今回の都議会自民党の質問時間は50分、5月の第二回定例会よりこの間、同期・鈴木錦治先生のご逝去や市長選挑戦による辞職などがあり議席数が減少したため質問時間が少し減りましたが、限られた時間の中で目いっぱいの時間を使い質問を行いました。

  • 偏在是正、減税など東京都の行財政運営について
  • スタートアップ支援デジタル化推進 について
  • 豪雨や大地震、島しょ部の防災力向上など災害対策 について、
  • 病院の災害対策や救急体制の充実強化など緊急医療 について
  • #018サポート事業や在宅子育て支援など子育て・少子化対策について
  • 子どもに対する性犯罪対策・特殊詐欺根絶など安全・安心のとりくみについて
  • 特別養護老人ホームの空きベッド情報の見える化など障害者・高齢者対策
  • オーバーツーリズム 、働き方改革 、入札制度 についてなど経済対策について
  • 廃食用油を活用した国産SAF製造(※1)や中小企業温暖化対策報告書制度など環境対策
  • 舟運活性化やマンションの大規模修繕積立金 、首都高の更新進化など都市づくり
  • 多摩地域の更なる発展の為の施策、小笠原父島の飛行場等多摩島しょ振興
  • 処理水について風評対策 や消費拡大など東京都にできる福島支援について
  • 質問については9/27以降アーカイヴにてご覧になれますのでご参照ください。

    ※1 SAF…Sustainable Aviation Fuel=「持続可能な航空燃料」。生活の中で出てくる廃食油からもつくることができ、石油由来の原料から作られた航空燃料に比べCo2の排出が80%軽減できる。東京は飲食店も多くSAF国産製造について大きなポテンシャルがある。
     
     

    明日の本会議では、一般質問が行われ、わが会派からは伊藤しょうこう都議、石島秀起都議、浜中のりかた都議の3名が登壇します。

    第三回定例会は10/5まで行われる予定、一般質問ののちは常任委員会に審議の場が移ります。

    (事務所投稿)