尾上菊之助さんや堤真一さんも登場、高輪ゲートウェイシティ「まちびらき」記念式典
今朝は、高輪ゲートウェイシティの「まちびらき」記念式典・祝賀会に出席しました。
この「まちびらき」は、JR高輪ゲートウェイ駅を中心とした新しい都市開発エリアの本格始動を象徴する、周辺地域にとっても大変重要なイベントです。高輪は、日本で最初に鉄道が走った歴史を持ちます。その歴史に敬意を表しながらも、未来へ向けた新たな都市の形がここから生み出されることに大きな期待が寄せられています。
記念式典では、JR東日本の喜勢陽一社長が「鉄道が近代日本のイノベーションの象徴であったように、この地を社会問題を解決する100年先を見据えたイノベーションを生み出す未来への実験場にしたい」と語られました。この言葉は、まさにこれからのまちづくりの方向性を示すものとして印象的でした。
テープカットは、いきなり2台のドローンによって舞台上にテープが運ばれ、歌舞伎の尾上菊之助さんや、堤真一さんや當真あみさんといったゲートウェイシティのCMiに出演された俳優の方々も登壇されるなど、地元のNHK交響楽団メンバーと、東海大学付属高輪台高校吹奏楽部による「高輪ゲートウェイテーマ曲」の演奏とともに、華やかな演出の中での開催となりました。
続く祝賀会では日本文化の伝統を感じさせる尾上菊之助さんの祝舞が披露されました。
また午後からの一般開場に合わせたまちびらきイベントでは多くの方が来場され、まちの特色を活かした多彩なイベントに賑わいが広がっていました。
私自身、約12年前の都議会初当選以来、地元選出の都議会議員として2018年12月に高輪ゲートウェイ駅の名称が決定するまでのことや、2020年3月の駅開業を経て、この「まちびらき」の日を迎えるまで、高輪築堤の保存や周辺のまちづくりなどの課題に関わってきました。

2021.1月 高輪築堤視察の際の一枚
これまでを振り返ると、先ずは新しい街がようやく第一歩、幕開けを迎えたことに大きな感慨を覚えます。こうしたまちづくりは、一朝一夕で実現するものではありません。地域の皆様や関係者の皆様とともに積み重ねてきた努力が形となり、新たな都市の姿として具現化されることに、改めて大きな意義を感じました。
高輪ゲートウェイシティは、これからますます多くの人が集まり、にぎわいと活力が生まれる場所になっていくでしょう。
私も、この街のこれからを温かく見守り、しっかりと支えていきたいと思っています。